Nゲージの鉄道信号機(GreenMax:2217)の点灯化と在線センサー(10)中継信号機編-2

模型

中継信号機の動作の確認を行います。

中継器信号機に対応するようにプリント基板に部品が載ったバージョンを作ります。

動作の確認をします。が、動きません。リレーのカチッという音がしません。マイコンからリレーへの出力を確認しますが、問題ありません。回路を追いかけるとどうもトランジスタがONしていません。

ブレッドボードでの確認は2SC1815という一般的なディスクリート部品を使用しました。今回プリント基板にする際にチップトランジスタ2SC2712に置き換えました。また何かしくじったかも・・・

回路図とチップトランジスタのデータシートを確認します。3端子レギュレータに続きまたもややってしまいました。回路図を引くときにシンボルに対してのピン番号が合っていませんでした。

元々、2SC1815のシンボルを呼び出して、そのシンボルのまま部品番号を書き換えてしまったのが原因のようです。2SC1815のピン番号配置で、チップトランジスタの2SC2712としてランドを作ってしまっています。2SC2712のピン番号としては下記のOKが正しいものです。

チップトランジスタ2SC2712を外して2SC1815を取付けてみます。

これで動かしてみたところリレーがカチッと音がして動きました。ただ、この部品の取り付け方は何かにトランジスタをひっかけるとランド、パターンも剥がれてパターンを切ってしまう恐れがあります。トランジスタ、リード線をボンドで固定しておく必要があります。

4灯信号機と中継信号機の点灯状態です。中継信号機は分かり易くするため黒丸で囲ってみました。写真は上から進行、注意、停止の順です。

信号用に基板を作るつもりでいるので、その際に回路を修正した基板を一緒に発注すれば送料代は削減できます。作り直しを検討しようと思います。

今回もご覧いただきありがとうございました。

コメント