だいぶ前に故障したArduino UNOがあって、しばらく放置していたので今回修理してみることにしました。(実は昨日とある実験していたらArduino Pro Miniを壊してしまいました。代わりがないので修理対応でどうにかならないかと)
故障した原因を特定しているわけではないですが、想像はついています。たぶん、マイコンATmega328のICソケットの接触不良です。前にネットに上がっていたNゲージ(鉄道模型)のPWMパワーパックを作成したのですが、Arduino UNOをマイコンの書き込み代わりにして何度もマイコンの取り付け、取り外しを行っていました。
Arduino UNOのICソケットが平端子だったため、使用途中から端子が抜けて来ていました。最後にはエラーで書き込み不能になっていました。
こんな感じになっています。なので、ICソケットの交換をして直るのか試します。ただ、ICソケットの足がスルーホールなので簡単に外す自信がありません。
今現在使用しているはんだを吸い取るための工具、スッポン(白光製)です。本当は電動式のはんだ吸い取り機が欲しいのですが安いものでも2万以上するし、趣味レベルでそこまで使用頻度が高いわけではないので買えません。
そこであまり高くなくて使えそうなものがないか探していたら、良いなと思ったものがあって購入ましした。エンジニア製のSS-02という商品です。白光の物もエンジニアの物もmade in Japanでした。へー以外と思っちゃいました。
構造は、白光のスッポンと同じようなものですが、はんだを吸う先端が樹脂製でなく、シリコン製のチューブで柔軟性があり基板と密着しやすくできています。結構吸引できるという書き込みを信じて購入しました。ちょっと期待!!(約2千円)
で、早速作業を開始します!!
そういえば、はんだ取っているところ写真がないです。そもそも左手にははんだ吸い取り機、右手ははんだコテを持っているのでカメラ(スマホ)を持つ手は腕が3本無いので撮れません。
ほぼほぼはんだを吸い取ったのですが、平端子の端の部分がスルーホールと接し、はんだが若干残ってICソケットが抜けません。ただ、ソケットの左右両端は引っ張ると浮き気味なるのではんだは取れているようです。
奥の手で、ICソケットの真ん中3カ所つながっている部分をニッパーでカット。最終的に6等分にしたら左右部分は外れてくれて、中ほどに残った部分はイマイチはんだが取れていない端子をはんだコテを当てたら抜けてくれました。
ICソケットを外したところ。ICソケットは切り刻んだので無残な姿に!
ICソケットが外せたので、一応両面ともエタノールで掃除し、丸ピンのICソケットを取付け、はんだするだけです。
丸ピンICソケットへ交換完了!!
そういえばスッポンとSS-02の使用の違いですが、あくまで個人的感想ですが、当方の使い方の問題かわかりませんが、さほど違いがなかった。反動ではんだを吸い取るポイントからずれているということとかもあるのかもしれません。(SS-02の購入後の口コミに注意としてあったかも?)使うコツみたいなものはもう少し研究してみます。
最後に動作確認です。マイコンATmega328は未書き込みの新品なので、自作したライター(他のブログにあった回路でコピー)でブートローダーを書き込みをし、Blinkを書き込みしてみました。
あっ!!書き込めない。
と思ったら、comの設定がされていなかったという落ちで、設定したら問題なく書き込めて、Arduino UNO上のLEDが点滅しました。これでまた実験ができるようになります。一安心。でも、予備は持っておいた方が良いかな?
ご覧いただきありがとうございました。
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